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第5回講座に寄せられた感想

Aさん

理論で概念の学習だけでは正直ほとんど理解できないのですが、参加者の討論をとおして 考えると、わかることがたくさんあります。

"労働に服する"ことをめぐる問題意識。

合理化が労働強化になっているという見方、

賃上げ要求の是非や中身("分配""内部留保") etc...

"労働者が生きていくためにはカネが必要"という資本主義社会の現実があるから、毎日8 時間も9時間もはたらいても生活が安定しない、将来への不安がぬぐえないし、労働その ものが"生きるために仕方なくやるもの"になっています。そのことが"資本主義じゃな なったったら人間は怠ける""社会の衰退を防ぐために強権的支配になる"という誤った共産主義のイメージにつながっているのだと思います。

"カネがなければ生きられない"というおどしにふるえあがり、命を削って賃金奴隷にな るのが労働者のあるべき姿ではありません。

資本主義であるかぎり、労働者同士も奪い合いをさせられます。資本主義を打倒するこ とが必要だとあらためて感じています。

Bさん

全3回シリーズの中で、一番わかりやすい回でした。

「実質賃金が上がっても、労働者の社会的地位は低下する」という指摘は重要だと思いま した。賃金が上がっても物価が上がったり増税されると、労働者は豊かにならず、より多く労 働しなければなりません。

日本が高度成長期だったときは、「会社あっての自分」と労働者が思わされ、「賃労働と 資本」の関係が見えにくくされていたと思います。 そして不況になると「会社がつぶれてもいいのか」と恫喝する資本。

本当に資本と労働者は非和解です。

3回の講座を通して、資本と労働者は非和解であること、労働条件の改善も闘いなしには 実現しないこと、労働組合は労働者階級全体の利益を考えなければならないこと、をつかめ たと思います。

Cさん

「労働者は、自分の生命と健康を無条件で売り渡しわけではない」(レジュメ7頁3行目)。 この一節は、非常に重い言葉であると思います。労働者は、本質的に責任感が強く、無理 をしてでも乗り切ろうとするものです。私自身をも、目の前の貧困から逃れるために安易に ダブルワークに手を出したことが何回かありました。少しの無理は、その場を乗り切るこ とが出来ても、長期的にはダメージをもたらすことを実際に体験しました。

具体的言えば、睡眠時間の削減とリズムのズレです。驚くほど集中力が低下します。今と なっては昔話で済んでしまっていますが、労働組合運動を展開し、労働者を組織していく 立場として、これからは過重労働の問題について真剣に捉え返していきたいと思いす。

討論の中で出た「労働には``服する''という概念があるのではないか」という意見。これに ついては、私も無意識に職場の空間において陥っている感覚があります。最も重要なのは、 私たち(労働者階級)は紛れもなく資本主義社会の中で生きていることです。資本主義社会 における労働のイメージが、正に「服する」ものであることの当然の帰結です。だからこ そ、労働者の展望する社会と、それをつくっていく労働者自身の力に全てをかけきりたい です。

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第6回講座に寄せられた感想

Aさん

労働現場からの貴重なお話が聴けてよかったです。正規職を減らして 非正規職を増やしていく、始業時間前に来なければ仕事が回らない という実態は、どの業種にもあるのでは、と思います。

職場に団結をつくるためには、仕事をしっかりやることが大切だと 改めて認識しました。動労千葉は、仕事で楽をすることが労働運動 だとは考えていない。仕事をきちんとやらない労働者に本当の怒りは 出てこない、と資料に書かれているのを読んだことがあります。

私も、動労千葉労働運動に出会わなかったら、自分の仕事への誇りも 持っていなかったと思います。社会を動かす労働者として仲間と団結し、 新自由主義を倒したいです。

Bさん

みんなから意見が出たように、日々働く中で実感した階級的労働運動(動労千葉 労働運動)の提起がものすごく学ぶところが多かった。

わかっているようで、わかっていないテーマ「しっかり仕事をする」の内容が かなり深まった。合理化との闘いも、労働を労働者が支配する---労働者が社会の 主人公の誇りを持って労働組合で団結して「``しっかり仕事をする''」日常的職場闘争 にすることで展望が開けると思えることができた。 (資本に合理化の矛盾をつきつけて責任をとらせる。)

Cさん

職場の仲間と団結することの難しさと重要さを動労千葉の闘いと、現場の闘い から卒直な形で提起されていたのは、とても大事なことだと思いました。

大きくは事務系の職場でのとりくみとして言われていたことだと思うのですが、 大学における攻防にとてもよく似ていると思いました。「命に直結するわけじゃない」 などと合理化・切り捨ての対象にされているのは、課外活動やサークルが切り捨て られていることと同様でしたし、最近は大学の学生課(直接団交したりする相手ではあり ますが)自体が、マニュアル等もなく配置換えで総とっかえになり、全然仕事ができなく なっているのをひしひしと感じます。

最近の交渉では当局がこちらに色々課外活動のあり方などに聞いてくるような状態です。 こうした状況に対してサークルの団結に基づいて、大学職員の人員増などもこちらから 訴えながら闘っています。「しっかり仕事をする」というのは、学生・サークルにとって は「サークル員の命や生活を守る」ことだと思いますが、当局もよくそこを突いてきて、 「学生・サークル側には仲間に責任をとれないんだ」として攻撃してきます。 常日頃からの団結がこうした形で問われるということを考えながら闘っています。 新自由主義職場・大学のあり方は本当に一つになってきていると思います。連帯して 闘っていきたいと思います。

また議論の中で出てきた、「しっかり仕事をする」からこそ、闘争課題もはっきり してくる、という内容は重要と思いました。

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『賃金・価格・利潤』のレジュメを製本しました

3回連続講座として行なわれた「マルクス『賃金・価格・利潤』」の高橋専任講師の渾身の3回分のレジュメと資料を一冊のパンフレットとして製本しました。 階級的労働運動のマルクス主義の基本理論として、労働組合活動家に必須のパンフレットです。
  • 頒価 … 300円
  • 購入希望者は事務局まで

第6回講座 「動労千葉労働運動から学ぶ」を行ないました

自治体労働者と非正規職労働者から、それぞれの現場での問題意識、苦闘を通して動労千葉労働運動が提起されました。提起の後、参加者からの活発な論議が行なわれ、動労千葉労働運動の実践へ向けた講座となりました。

第5回講座 マルクス『賃金・価格・利潤』(3)を行ないました

講師より《第3回講座の対象と要旨》が寄せられました。
ダウンロードはここから

第4回講座に寄せられた感想

Aさん

私達労働者階級と資本家階級の対立を規定している根本、 『賃金・価格・利潤』をくわしく学ぶことは、とても重要なことと思い出席しています。

労働力が商品として売り買いされる、資本家が好き勝手に使用することへの、一人の人間 としての尊厳、いきどおりを覚えます。

レジュメP15 資本家の利潤=資本家の「労働」に対する報酬。労働者と基本的に異なるのか。そこに 搾取が存在しない。やはりまったく立場が違うと思います。

賃金はどう決るのか。労働時間の闘い。 労働時間の短縮を闘い取った時、資本家の利潤が減少し資本主義は成立しなくなるのか?

この体制を労働運動を中心に闘っていく時、どう闘うのか。

賃金、労働時間の要求をしつつ、体制の変革が究極的目的とする、そこを労働者民衆にど う伝えるか…。

Bさん

  • 今回はめずらしく予習をしてきたので講師からの提起が以前より頭に入って、つ いていけた様な気がする。
  • 剰余価値の仕組を理解することが出来たと思う。

    労働者が革命の問題に飛躍するカギは、賃金制度そのものの廃止という事を、労 働組合の闘いとしても行なうことによってかちとることにあるように思えた。労 働組合としては闘争と学習が必要!

Cさん

ウェストンの様な主張をする人は、かなり多いのではないかと思います。労働者を取り巻 く現状については理解しながら、決っして労働者の階級性に依拠しない姿勢。特に「公正 で平等な賃金」はその最たるものだと考えます。

以前、派遣会社を通じて工場で働いていた時のことですが、最初に所属した派遣会社が撤 退し、別の派遣会社が参入したことがありました。労働条件が切り下げられました。「あ なたのやっている仕事は時給900円の価値しかないんだから当然でしょ?」と言われ、 「いくら頑張っても1時間に900円しか価値を生み出せない劣等労働者」であるかの様に、 労働者を資本家は見ているのだと感じました。この時ほど怒ったことはありません。

「労組なき社会」をつくろうとしている資本家の攻撃の中で、労働組合はもう一度、賃金 闘争に取り組むことの重要性を訴えた方がいいと思います。近年、春闘も活気がなくなっ ている様に見えます。労働者の力を取り戻すという意味でも、日常的に経済闘争も意識し ながら労働者を組織していくことが重要であると思いました。

Dさん

労働力までも商品にされてしまっている資本主義的生産様式は、社会全体を支配している。 労働力は人間そのものに宿る力です。それを商品として売買することこそ、資本主義的生産 の矛盾です。労働者は富の直接的生産者です。しかし労働力を資本に売るこによってしか 生存を許されない。この階級関係こそ、あらゆる支配の根源です。だから労働者はこの現 実を打ち破る使命を負っているのです。革命の主体として新しい社会を建設することがで きるのです。

Eさん

労働者家族にとって、賃金の問題が最重要。少しでも多くの賃金をもらえるよう学歴のた めに塾に行って必死に勉強したり、職場で賃金を巡って労使、あるいは労働者間に様々な 問題が起きたりするし、あるいは賃上げ、一時金闘争が職場の団結の形成に最も効果的だっ たりもする。労働者の思いとしては「働いた分をきちんと払ってほしい」「能力や 努力を評価してほしい」といもの。

生活費のため、子どもの教育のため、老後のため、十分な賃金をもらうことを望みそのた めにがんばっている。

その賃金というものそのものが、資本家が労働者から搾取するためのシステムとして存在 している。資本主義であるかぎり階級が存在し、労働は奴隷労働なのだということ。

このことを、賃金のために必死に働いている労働者にどう伝え、資本主義についてどう考え てもらうか。職業、賃金、雇用形態などの分断を打ち破る階級的決起のための核心的部分 が賃金の問題だと思います。

Fさん

賃金とは何か、賃金制度とは何かを正しく理解することが重要だと思いました。資本主義 社会では労働者は生産手段を持っていないので、「労働力」を売って賃金を得なければ生 きていけません。そして資本家は労働者から「労働力」を買って働かせ、利潤を得ていま す。この事実を覆い隠すのが資本主義です。

私も『賃金・価格・利潤』などの学習会に参加するまで、賃金は働いたことに対する報酬 だと思っていました。賃金は労働力の再生産費であることを押えると、「公正で平等な賃 金」が幻想だと思います。

第4回講座 マルクス『賃金・価格・利潤』(2)を行ないました

 9月25日(土)に第4回講座として マルクス『賃金・価格・利潤』全3回の第2回目の講座を行いました。 第1回の「マルクスのウェストン批判=賃金闘争否定論・労働組合有害論」に続いて今回は、資本主義の経済法則の科学的解明の核心点(賃労働と資本の基本関係=賃金労働者と資本〔家〕の非和解的敵対関係)について学びました。その中心軸は、労働者が生み出す剰余価値を資本家が何の対価も支払わずに手に入れる基本的な仕組み(階級的搾取関係)と、その「真実の関係」である階級的搾取関係を覆い隠す形態が賃金という形態だということ。次回のテーマでもある、「賃金闘争=経済闘争と労働組合は労働者階級の全面解放のテコとなる」ということを基礎づける資本主義の経済的土台の基本を学ぶ講座となりました。